混合移動相のカットオフ波長

混合移動相のカットオフ波長
Topic LCI-USG-0088, 最終更新日 11/21/2024

この表を参照して、溶媒、バッファー、界面活性剤、移動相のカットオフ波長のおおよその値を確認してください。

溶媒の濃度については、最もよく使用される値を掲載しています。他の濃度の吸光度を使用する場合は、吸光度は濃度に比例するため、ベールの法則を用いて近似値を算定してください。

注:
  • λ(または UV)カットオフは、溶媒の吸光度が 1 AU に等しい波長です。
  • カットオフの近傍値またはカットオフ値より低い波長で測定を行うと、溶媒の吸光度に起因してベースラインノイズが増加します。
表 1. さまざまな移動相のカットオフ波長
移動相 λ カットオフ (nm)
酢酸、1% 230
酢酸アンモニウム、10 mM 205
重炭酸アンモニウム、10 mM 190
3-[(3-コールアミドプロピル)ジメチルアンモニオ]-1-プロパンスルホネ-ト (CHAPS)、0.1% 215
リン酸二アンモニウム、50 mM 205
二ナトリウム EDTA、1 mM 190
4-(2-ヒドロキシエチル)-1-ピペラジニルエタンスルホン酸 (HEPES)、10 mM、pH 7.6 225
塩酸、0.1% 190
2-(N-モルホリノ)エタンスルホン酸 (MES)、10 mM、pH 6.0 215
4-オクチルフェノールポリエトキシレート (Triton X-100)、0.1% 240
ポリオキシエチレン (35) ラウリルエーテル (Brij 35)、0.1% 190
リン酸カルシウム、二塩基、10 mM 190
リン酸カルシウム、一塩基、10 mM 190
酢酸ナトリウム、10 mM 205
塩化ナトリウム、1 M 207
クエン酸ナトリウム、10 mM 225
ドデシル硫酸ナトリウム、0.1% 190
ギ酸ナトリウム、10 mM 200
トリエチルアミン、1% 235
トリフルオロ酢酸、0.1% 190
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン塩酸塩(トリス HCl)、20 mM、pH 7.0 202
トリス HCl、20 mM、pH 8.0 212
Waters イオンペアクロマトグラフィー (PIC) 試薬 A、1 バイアル/リットル 200
Waters PIC 試薬 B-6、1 バイアル/L 225
Waters PIC 試薬 B-6、低 UV、1 バイアル/L 190
Waters PIC 試薬 D-4、1 バイアル/L 190

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