ポンプのプライム

ポンプのプライム
Topic LCI-USG-0011, 最終更新日 11/21/2024

ポンプのプライムは、タッチスクリーンでのシステム起動ワークフローの一部です。

プライムすることにより、新規システムの使用、またはリザーバーや溶媒の変更に備えられます。また、4 時間以上アイドル状態であったシステムの再起動の準備もできます。プライム中、ベントバルブはベント位置に移動し、送液が廃液に流れます。プライム中の流量は、10 mL/分です。

推奨事項: 溶媒リザーバー A、B、C、D のすべての溶媒がいっぱいであり、混和性であることを確認します。
注: システムでの塩類の沈殿を防止するため、バッファーから高濃度有機溶媒に変更する場合は、水などの中間溶媒を用いるようにしてください。システムガイドの「溶媒取り扱い時の注意事項」セクションの溶媒の混和性に関する表を参照してください。

適切なプライムとそれに続くシステムの動作を実施するために十分な量の溶媒が溶媒リザーバーに入っており、廃液容器にすべての使用済み溶媒を溜めることができることを確認します。例えば、10 mL/分で 2 分間プライムを行うと、各溶媒を 20 mL 使います。

警告: 液をこぼさないようにするため、定期的に廃液容器を空にしてください。
必要条件: すべての溶媒ラインを溶媒でプライムし、デガッサーとグラジエントプロポーショニングバルブが正常に作動していることを確認してください。

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人身傷害のリスクを回避し、ラボの装置の損傷を防ぐために、必ず該当する操作および安全性に関する情報、組織の標準操作手順、地域の規制に従ってウォーターズ製品を操作してください。

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